ビフィズス菌を用いた新規抗がん剤に係る共同研究契約をアステラス製薬株式会社と締結

株式会社アネロファーマ・サイエンス(本社:東京都、社長:三嶋徹也、以下 当社)は、このたび、アステラス製薬株式会社(本社:東京都、代表取締役社長CEO:安川健司、以下 アステラス)と新規抗がん剤の創製に関する共同研究契約を締結しました。
今回の契約により、ビフィズス菌を利用した当社のプラットフォーム技術であるin situ Delivery and Production System(以下、i-DPS)を用い共同で新規抗がん剤の創製を行います。契約の概要は以下の通りです。

1.i-DPS技術を活用した新規抗がん剤の創製に係る共同研究契約
本契約により、当社が保有するi-DPS技術を活用し、共同で新規抗がん剤の創薬研究を行います。アステラスは、本共同研究成果に基づく事業化に必要な独占的なライセンスに係る優先交渉権を獲得します。尚、本契約によりi-DPS技術を適用する対象は両社で合意した特定の物質に限定されています。

2. i-DPS技術と当社の開発プログラムについて
ビフィズス菌は主要な腸内細菌としてよく知られており、毒素など有害物質を産生せず、また酸素のない環境で生育する嫌気性菌です。 標的となる固形がんは、正常組織とは異なり、酸素の少ない環境であることが知られています。 当社は独自技術によりさまざまな組換えビフィズス菌を作製し、ビフィズス菌の特性を生かした抗がん剤の開発を推進しています。抗がん作用のある物質を産生するよう改変された組換えビフィズス菌を静脈から全身投与すると、酸素のない環境を好む性質により、固形がんに選択的に集積し、抗がん物質を産生します。腫瘍局所でのみ抗がん物質が産生されるため、正常組織への作用で起こる副作用の懸念が少ない抗がん剤が実現できます。i-DPSと呼ぶこの技術を用いたリード開発品 APS001F は、現在、米国で臨床試験が進行中です。

3. 株式会社アネロファーマ・サイエンスについて
アネロファーマ・サイエンスは信州大学で研究が進められていたビフィズス菌を用いた抗がん剤の実用化開発を企図して設立されたベンチャー企業です。本社は東京都千代田区、研究所は長野県松本市の信州大学松本キャンパス内に位置します。概要は次の通りです。
会社名 株式会社アネロファーマ・サイエンス
設 立 2004年8月9日
主要株主 株式会社 産業革新機構、他
事業内容 ビフィズス菌を用いた新規抗がん製剤及びデリバリー技術の開発
代表者 代表取締役 三嶋 徹也
従業員数 20名
本 社 〒103-0028 東京都千代田区神田神保町1-103 東京パークタワー201
研究所 〒390-8621 松本市旭3-1-1 信州大学信州地域技術メディカル展開センター2F

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