会社概要

固形がんは、正常組織とは異なり、2015-11-28 11.44.41 HDR_meitu_2酸素の少ない環境であることが知られています。これは、がん細胞の増殖速度に対して腫瘍血管の形成が追いつかず、脆弱な血管が形成されることから、引き起こされます。そのために抗がん剤のがん細胞への送達が妨げられてしまい、固形がんは化学療法に対して抵抗性を示します。また、放射線治療の効果は酸素の存在に強く依存することから、低酸素環境にあるがん細胞は放射線治療に抵抗性を示します。更に、がんの低酸素環境は、がん細胞の原発巣からの離脱や正常組織への浸潤を促し転移の原因となることもわかってきています。近年、がんの低酸素環境は、がん克服のための重要な研究テーマとして盛んに取り上げられています。低酸素環境を標的とする抗がん剤の開発が試みられていますが、今のところ成功した事例はありません。

株式会社アネロファーマ・サイエンスは、信州大学医学部で研究が進められていたビフィズス菌を用いた抗がん剤の実用化開発を目指すため設立されました。ヒト腸内細菌で非病原性の嫌気性菌であるビフィズス菌は、静脈内投与されると、血中や正常組織では速やかに消失する一方、低酸素環境にある固形がん部位に選択的に集積します。当社はビフィズス菌による低酸素ターゲットの特徴を活かしたユニークな医薬品の研究開発を進めてゆきます。

社名: 株式会社アネロファーマ・サイエンス
資本金: 100,000,000円
本社: 〒103-0026 東京都中央区日本橋兜町19-8 八重洲KHビル4F
研究所: 〒390-8621 松本市旭3-1-1 信州大学信州地域技術メディカル展開センター2F
従業員: 20名(2015年12月現在)